歯科医師臨床研修プログラム

伊東歯科口腔病院歯科医師臨床研修について

初期研修プログラムの目的と特徴

当初期研修プログラムの目的は卒前教育で学んだ基本的な知識と技能を活かして、一般的な歯科治療をはじめ、 高齢者、障害者や有病者に対しても全身管理の下に基本的な歯科治療ができる資質の高い実践的歯科医師を養成することである。 当院では各種歯科疾患をはじめ、口腔外科疾患、インプラント、顎変形症、歯列不正、訪問診療などの症例が豊富で、 実践的研修が可能であり、コミニュケーションスキルを重視した診断から治療まで一貫した基本的な臨床能力を身につけることを特徴としている。

研修期間:2024年4月1日~2025年3月31日

①単独型臨床研修
伊東歯科口腔病院において1年間
②管理型臨床研修
 伊東歯科口腔病院
 2024年4月1日~2024年10月31日
 2025年3月1日~2025年3月31日
 協力型歯科医院
 2024年11月1日~2025年2月28日(4か月)
③協力型歯科医院
各大学のプログラムによる

募集人員及び処遇

初期研修(卒後1年目・厚生労働省歯科医師臨床研修制度の活用)

①単独型臨床研修

  • 研修期間 1年間
  • 研修プログラムはD-REIS(臨床研修プログラム検索サイト)参照
  • マッチングシステムにより採用
  • 募集人員 5名
  • 研修歯科医の処遇 基本給 月額 200,000円+交通費8,000円
  • 社会保険・労働保険完備

②管理型臨床研修

  • 研修期間 伊東歯科口腔病院8か月、協力型臨床研修施設4か月の1年間
  • 協力型臨床研修施設 「木村歯科クリニック」「けやき通り歯科・矯正歯科」「スマイル歯科矯正歯科クリニック」「いとう歯科医院」「慶歯科医院」「東町グラン歯科」「堀川歯科診療所」「たじり歯科クリニック」
  • 研修プログラムはD-REIS(臨床研修プログラム検索サイト)参照
  • マッチングシステムにより採用
  • 募集人員 3名
  • 研修歯科医の処遇は①の単独型と同じ

③協力型臨床研修

  • 福岡歯科大学・日本大学歯学部・九州大学歯学部・九州歯科大学・鹿児島大学歯学部・長崎大学歯学部の6大学附属病院と協力し研修歯科医を受け入れている。 研修歯科医の選考は各大学郡内マッチングにより決定
  • 募集人員 8名
  • 研修歯科医の処遇は①の単独型と同じ(賞与無し)
  • 協力型として当院で研修している期間 、管理型の地域に宿舎を維持し二重に宿舎を賃貸しているものは、4万円を上限として熊本での賃貸料を補助する。

応募方法

<まずは施設説明会にご参加ください>

応募資格
第117回国家試験合格見込み者
歯科医師臨床研修マッチングに参加する者
施設見学
随時行うが、見学を希望する日時の予約を行うこと
施設説明会
2023年8月5日(土)10:00~12:00
対面もしくはビデオ会議ソフト「Zoom」でのWeb説明会となります。
8月4日(金)までに下記の問い合せ先からご予約ください(ご希望の参加方法をお伝えください)。
申込者にスケジュールと会議ID等をご連絡します。
採用募集期間
2023年8月7日(月)~8月31日(木)
試験・選考日
2023年9月10日(日)
施設説明会と同様、対面もしくはZoomでの試験選考となります。
申込者には9月1日以降、小論文題材、面接スケジュール、(希望者のみWeb会議用ID・パスワード)をご連絡いたします。
小論文を事前に提出して頂き、当日の面接となります。
応募書類
①履歴書(顔写真付)
②卒業見込み証明書
③成績証明書、CBT・OSCEの結果表(コピー可)
④健康診断書
郵送する場合は、書類を一括して封筒に入れること
選考方法
面接試験及び小論文試験により行う
応募及び問い合わせ先
860-0851 熊本市中央区子飼本町4-14
医療法人伊東会 伊東歯科口腔病院 歯科医師臨床研修係(担当:中村祥貴)
電話 096-344-5582(直通)
FAX 096-341-1130
E-mail:y.nakamura(アットマーク)itoh-dh.or.jp

その他の伊東歯科口腔病院臨床研修プログラムのご案内

初期研修を修了し、2年目以後の研修を希望する歯科医師に対しては、当院で定めたプログラムに従って医員として研修を行い、4年目からは正規の職員として採用可能である。
さらに研修により専門医の受験資格(歯科口腔外科、歯周病、矯正、歯科麻酔、障害者診療、インプラント、歯科補綴、口腔診断等)を取得することが出来るのが、当院臨床研修プログラムの特徴である。

応募方法

2年目以降の研修医採用募集
2023年9月25日(日)~ 10月21日(土)
試験・選考日
2023年10月28日(土)午後12時~
選考方法
面接・小論文により行う(状況によってはWeb面接)

①初期研修(卒後1年目)

前記参照

②中期研修(卒後2~3年目)

  • 伊東歯科口腔病院で定める2・3年目の基本的総合臨床コース
  • 処遇 基本給
    • (2年目)月額210,000円+交通費8,000円+医員手当10,000円
    • (3年目)月額215,000円+交通費8,000円+歯科医師手当50,000円
    • 3年目より歯科医師手当5万円支給 賞与年2回 宿直・日直手当あり
  • (平成30年度実績 2年目268,000円 3年目318,000円)
  • 社会保険・労働保険完備

③後期研修(卒後4年目以降)

自立して一般歯科臨床が出来る歯科医師を目指す。

  • 処遇 基本給
    • 月額225,000円+交通費8,000円+歯科医師手当50,000円
    • 賞与年2回 宿直・当直手当あり
    • 5年目より、一定の条件を満たせば教育手当月額2万円が別途支給される。
    • 以降勤続年数に応じて段階的に引き上げ、最高10万円
  • (平成30年度実績 4年目328,000円/月、5年目408,000円/月(認定医取得))
  • 社会保険・労働保険完備
④専門医教育
後期研修を終え、専門医としての教育研修を希望する者は、当院が日本口腔外科学会、日本歯科麻酔学会、日本歯周病学会、日本障害者歯科学会、日本矯正歯科学会、日本歯科補綴学会、日本顎顔面インプラント学会、日本口腔診断学会の研修機関として指定を受けているので、所定のカリキュラムを満たせば各学会の専門医、認定医の受験資格が得られる。また、日本口腔インプラント学会の認定医取得のコースもある。
 専門医、認定医を取得した場合は、それぞれ資格手当が支給され当院の指導歯科医となり、後進の指導育成にあたる。
⑤生涯研修
伊東歯科口腔病院では歯科医師向け、歯科衛生士向け、歯科技工士向けの生涯研修を定期的に開催し、常に知識と技量の向上に努めている。

矯正歯科の認定医取得を目指す方へ

日本矯正歯科学会認定医の場合

大学の歯科矯正学講座あるいは、その附属病院で2年の基本研修を履修した後、臨床研修施設で3年以上の研修を行い所定の症例を提出・審査後、日本矯正歯科学会認定医試験に合格した者。

日本成人矯正歯科学会認定医の場合

臨床研修指定施設で5年以上研修を行い、その間学会主催の認定プログラム(20回コース、2年間月1回)を履修した後、6症例の提出・審査後、日本成人矯正歯科学会認定試験に合格した者。取得方法は他のプログラムもあるので、学会ホームページを参照のこと。

※この場合、臨床研修施設で働きながら(指導医から指導を受けながら)研修できる利点がある。また、認定プログラム履修後、個人で研修し認定医試験を受ける場合、15症例以上の提出が必要である。